辻希美、中学2年生の長女との関係と“やりたいことを尊重する”子育て

辻が20歳の時に第1子として誕生した長女は、昨年11月に14歳を迎えており、辻は当日のブログの中で「無事14年前の今日元気に生まれて来てくれて 私をお母さんにしてくれた希空」「心からありがとう」といった、長女への思いを綴っていた。

辻のSNS内では、長女が弟たちと遊んでいる様子が掲載されることはあるものの、個人としての登場頻度は他の兄弟に比べると多くはない。辻はそのことについて、中学生となってからは学校や習い事などで多忙な日々を送っているとして、“お年頃なので、あたたかく見守ってもらえると嬉しい”と説明している。ブログで日常や子育ての様子を発信し続けている辻だが、多感な時期であろう長女への配慮や線引きをしっかりと行っていることがうかがえる。

そんな長女はお菓子作りが好きなようで、昨年9月に開設されたInstagramアカウントではフロランタンやフィナンシェなどのベーシックな焼き菓子、アンパンマンの形のパンや、寅年にちなんだ虎柄のロールケーキなど、遊び心あふれる手作りのお菓子・パンを公開している。さらに辻のブログの中でも、たびたびその腕前が披露されており、長女の作ったお菓子を掲載した投稿で辻は「本当に凄いなぁ っと 毎回感心しています」と心境を明かしていた。またブログでは一緒に材料を買いに行く様子を綴ることもあり、お菓子作りを親子で楽しんでいるようだ。

なお、この長女のInstagramアカウントについて、辻は親子で何度も話し合いながら決めたと開設を報告したブログの中で説明していた。中学2年生になった娘のやりたいことを尊重しつつも、すべてを任せるのではなく、DMの使用を制限するなど、実際のアカウントの使用については慎重な姿勢を見せている。そんな辻のやりかたは、SNSと子供の関係性に悩む人の、子育てのヒントになるのかもしれない。

共に買い物を楽しみ、時にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンで遊ぶなど、姉妹のような距離感で、仲のいい姿を見せてくれる辻と長女。長女は、現在は“顔出し”を控えているものの、その輪郭などの雰囲気からよく「辻ちゃんソックリ」「モー娘。時代の辻ちゃんに似てる」といった反響を呼んでいるようだ。その流れもあってか、長女のInstagram開設をブログで報告した際には、芸能活動についても言及し“今のところ未定”としていた。

自身の成人式を迎える前に長女を授かり、20歳で母となった辻には、これまで多くの困難があっただろう。しかし、仕事や育児・家事と日々奮闘を続けながらも、家族に愛情を注ぎ笑顔を見せる姿に、勇気をもらった人も多いのではないだろうか。親としてだけでなく、姉や友人のように一緒に物事を楽しみながら近くで見守る辻の子育て、そして長女をはじめとした子供たちの成長に、引き続き注目していきたい。