「圧巻の演技力」草なぎ剛主演ドラマ「嘘の戦争」代議士相手の第4の復讐劇の行方とは?巨大なターゲットにさらに近づく?
同ドラマは、30年前、草なぎ演じる主人公・浩一が9歳の時に一家を皆殺しにされたにもかかわらず、事件が無理心中として決着してしまったが、その後30年眠っていた怒りの感情が蘇り、復讐するためについに日本に戻ってくる、という復讐劇を描くストーリーだ。
先週放送された第3話では、30年前の事件当時、浩一に“父親が犯人だ”と嘘の証言を強要した刑事・三輪郁夫(六平直政)をターゲットに定めた浩一。三輪の家族関係などを調べ上げ、巧妙に三輪との距離を縮めていた。その一方で、楓(山本美月)との仲を深め、さらに晃(安田顕)への信頼も深めていたが、隆(藤木直人)は急速に浩一に対しての不信感を募らせていた。そして、復讐劇が進むにつれ、当時の状況、そして三輪の事情が明らかになっていき…という展開を見せた。
先週の“復讐劇”はそれまでの鮮やかな復讐劇とは異なり、刑事と浩一の繊細な心の機微や思いが交錯するストーリーが描かれた。これには多くの視聴者が心を揺さぶられたようで、視聴者からはTwitterでは「今回が一番深く刺さった。結果号泣…」「つらい。今回号泣したー」「深すぎる…話が悲しすぎてつらい!」「刑事さんが予想以上にいい人すぎて号泣する」「今回だけはさすがに泣いた」「せつないね。」という声が相次いだ。
また、このドラマで毎回話題に上るのは主演を務める草なぎ剛の演技力。子供の頃に家族を皆殺しにされた過去を背負い、その黒幕を破滅に追い込むという難しい役どころながら、それを時にはひょうひょうと、時には感情を爆発させて演じるその演技力には「圧巻の演技力!」「草なぎくんの演技力とんでもないな…」「つよぽん演技力上がり過ぎ!」「息が詰まるように引き込まれ魅入ってしまう。」「剛くんの演技力すごい」という声が上がるほどだ。
今夜は、浩一の一家が殺された事件の背景にいたと思われる代議士の四条綾子(ジュディ・オング)に復讐を仕掛ける浩一。そして、大きなターゲットである二科興三(市村正親)に近づくべく、娘の楓(山本美月)との仲をさらに深めて…というますます見逃せない展開となりそうだ。
【第4話あらすじ】
30年前に浩一(草なぎ剛)を刺した五十嵐(甲本雅裕)、うその証言をした弁護士の六反田(飯田基祐)、幼い陽一(後の浩一)にうその証言を強要した刑事の三輪(六平直政)と立て続けに復讐(ふくしゅう)を果たした浩一。隆(藤木直人)は、一連の関係者の失脚に、30年前の事件の生き残りである“千葉陽一”が関係していると推察し、本格的に調べを進める。しかしオーストラリアに住んでいるという千葉陽一の正体はつかめず、いら立ちを募らせていた。
そんなある日、家族が殺害される少し前、当時大学生だった2人の男がOLを死なせた件について調べていた浩一は、興三(市村正親)にもみ消しを依頼した人物が代議士の四条綾子(ジュディ・オング)だと気付く。また綾子が溺愛する息子の司(森岡豊)が事業にことごとく失敗し借金だらけだと知った浩一は、占い師に扮したハルカ(水原希子)と協力し、綾子に近づいていく…。
一方、楓(山本美月)に結婚を前提に付き合いたいと晃(安田顕)の目の前で交際を申し込んだ浩一は、興三に会えないかと楓に提案する。その頃、晃は兄である自分を過小評価し、厳しい言葉ばかり並べる隆に怒りを覚えていた。浩一は、そんな晃を上手くなだめつつ、経営コンサンタントらしくニシナコーポレーションの未来を案じ、「隆さんにも渡して下さい」と事業戦略を記録したUSBを晃に託すが…。