上村ひなの・河田陽菜ら、日向坂46で多彩な輝きを放つ2022年の注目メンバー【後編】
◆上村ひなの
ここ1年でメキメキと存在感を高めていっているのが3期生の上村ひなのだ。2018年に日向坂46の前身グループであるけやき坂46に加入すると、瞬く間に注目を集め、2019年には初のソロ曲を発表。当時のブログでは、「いつかソロ曲を歌うことが夢だった」と語っていたが、加入からわずか1年でその夢が叶う形になった。そして、2021年に発表された楽曲『何度でも何度でも』ではセンターに抜擢と、順調に人気アイドルの道を歩んでいるように思える上村だが、過去のテレビ番組では“自身の立ち位置が分からない”と悩みを打ち明けていたことも。しかしその後のブログでは、『何度でも何度でも』について、「日向坂全員の個性がみんな違ってみんな良いんだなって改めて思えるような曲になりました」と、ポジティブな思いも明かしていた。センターを経験したことは、大きな自信にも繋がったのではないだろうか。
◆河田陽菜
2期生として加入した河田陽菜も2022年は飛躍の年となりそうだ。2ndシングル『ドレミソラシド』、5thシングル『君しか勝たん』などでフロントメンバーを務めてきた河田。その活躍を物語っているといえるのが、1st写真集の発売だ。「彼女と暮らした365日」をテーマに、地元である山口県下関を中心に撮影が行われたそうだが、ブログで「一緒に行った気分になってくれたら嬉しいなー」と綴っているように、“彼女感”満載のカットが見どころとなっている。写真集の公式Twitterでは、「#彼女感チャレンジ」やASMR企画「#ささやき河田さん」などが発信され、ファンの間で“可愛すぎる”と話題になり、フォロワー数は現時点で8万人を突破。写真集発売を機に、個人としても活動の幅を広げていきそうだ。
◆影山優佳
それぞれが幅広く活躍している日向坂46ではあるが、その中でも独自の活躍を見せているのが影山優佳だ。2018年には学業に専念するため活動を一時休止したが、2020年5月に復帰。サッカー4級審判員の資格を取得するなどサッカーに造詣が深く、ブログでは「WE LOVE Jリーグ」というJリーグのクラブを紹介する連載も更新している。その豊富な知識を活かし、『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系)や『中澤佑二と影山優佳(日向坂46)のトーキング・フットボール』(dTVチャンネル)などのサッカー番組でも活躍。ブログでは「もっともっとサッカーやJリーグの魅力を伝えていける人になるために、 スキルや経験を積み重ねていきます」と意欲を覗かせており、今後も独自のキャリアを築いていくだろう。
◆渡邉美穂
渡邉美穂は、まだグループがけやき坂46だった2019年にグループ初となる1st写真集『陽だまり』(幻冬舎)を発売するなど、かねてから注目されていたメンバー。冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)をはじめとしたさまざまなバラエティでは、頭の回転の早さやトークスキルを武器に活躍するほか、舞台『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』や、ドラマ『星になりたかった君と』(日本テレビ系)などでは高い演技力を発揮。それらに加えて最近では自身のパフォーマンスに成長を感じているようで、ブログでは「よくお世話になっているダンサーさんが 『全部100%で踊っていたら、段々抜き所が分かってくると思うよ』と教えて下さって、最近その意味が理解出来るようになってきました」と綴っていた。渡邉の多彩な才能は、2022年もさまざまな場所で輝くのではないだろうか。