中川翔子、話題沸騰の写真集で見せる新たな魅力と“夢を叶える”チャレンジ精神

マルチな活躍のイメージが強い中川だが、彼女が精力的に活動しているジャンルの1つが歌手活動ではないだろうか。昨年7月にCDデビュー15周年を迎えた際、自身のTwitterでは、「歌を歌えるときが最高に幸せ」などと綴りながら、“シャンソン歌手になれるまで歌い続けたい”といった将来の目標についても言及しており、歌に対する強い思いを覗かせていた。また、2020年には『メイビー、ハッピーエンディング』、2021年には『SHOW BOY』といったミュージカル作品にも出演しており、その歌声や表現力を歌手としてのステージ以外でも遺憾なく発揮し、活躍していることがうかがえる。

さらに、2020年4月に開設し、現在は登録者数が87万人（※2022年5月30日現在）を突破したYouTubeチャンネル『中川翔子の「ヲ」』も話題だ。同チャンネルは“中川のやりたいことを好き放題にアップしていく”というコンセプトの元、さまざまな動画が投稿されており、その内容は、ゲーム実況から著名人とのコラボ、美容やファッション紹介など、多岐に渡る。中川は、20代までは仕事だけが大事だという考えを持っていたが、YouTubeを始め、さまざまなことにチャレンジしたおかげで性格が明るくなり、プライベートでも活発になったと、以前出演したテレビ番組で語ったことがある。前向きな変化を実感している彼女がYouTubeで見せる飾らない姿も、人気の要因と言えそうだ。

そんな中川のYouTubeで特に大きな反響を呼んだのは、昨年8月に投稿された、久しぶりに水着姿で撮影する様子を収めたものだ。この動画は1200万回以上も再生され（※2022年5月30日現在）この大反響を受けて、中川が水着やランジェリーカットなどの大胆な撮影にチャレンジすることとなった写真集『ミラクルミライ』の発売が決定した。このような経緯について、中川はYouTubeに投稿した動画で、自身の夢の1つが“生きた証を残すこと”であり、それが写真集という形で実現に至ったことに感謝を述べつつ、これまでの出会いや経験が全て糧となっていると感慨深げに語っていた。今回の写真集は、“撮影を通して自信の無さや恥ずかしさを乗り越えられた”とも話していた中川の、新たな魅力が発見されるきっかけになることだろう。

かつて“オタクキャラ”としてブレイクを果たした中川だが、現在まで多くの人に支持され続ける理由は、好きなことを全力で楽しみ、時にはチャレンジも試みて、夢の実現につなげていくパワフルさではないだろうか。“好きなことを仕事にする”を地で行く彼女に、勇気をもらっているファンも多いのかもしれない。