尾上松也、堀未央奈の“白目シーン”が『赤胴鈴之助』の見どころ?「ぜひみなさんに見ていただきたい」

2022.1.7 19:45
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俳優の尾上松也が7日、都内で行われた真夜中ドラマ『まったり!赤胴鈴之助』(テレビ大阪/BSテレ東、1月8日土曜深夜スタート)の完成披露記者会見に、本作で共演する今野浩喜堀未央奈と出席した。

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半世紀以上前、子供たちを中心に絶大な人気を博した少年剣士漫画『赤胴鈴之助』の“その後”を完全オリジナルストーリーでコメディドラマ化した本作は、江戸時代からタイムスリップした鈴之助が令和の現代でまったりと過ごす様をコミカルに描く。赤胴鈴之助役は65年前に同役を演じた尾上松助の息子である尾上が演じる。また尾上は主題歌「RED」も歌い、本ドラマでアーティストデビューも果たした。会見では「紅白に出たい」と意気込んで会見場を和ませる一幕もあった。

尾上は「4、5年前から赤胴鈴之助をドラマにしたいというのを(関係者と)話し合いながら進めてきたので、撮影が始まった時は感慨深かったです。やりたかったことが結実したということで、ものすごく嬉しかった」と本ドラマの完成を喜んだ。「うちの父親が生放送ドラマでやっていたのがきっかけ、それを僕も何か形にしたいと思っていた」と、ドラマ化に意欲を燃やした背景に父の姿があったことも明かした。

今野は、鈴之助の兄弟子・竜巻雷之進役を演じた。「侍役はメイクに時間がかかったりするし、大変。面倒臭がり屋なので、ギアを入れないと(仕事を)受けれない」とオファーをもらった当初は迷いがあったと回顧。「結局メイクは15分くらい。見ていただけば分かる通り、僕そのものでやらせてもらっております。楽をさせてもらった」とユーモアを交えて述べ、「主役の人を見てこのくらい崩していいとか感じ取らないといけないと思って現場に行ったら、(尾上は)結構無茶苦茶。台本の上や横をいくみたいな演技で、『あ、はっちゃけていいんだ』って。だから、台本から逸脱する芝居も好きにさせてもらった」と撮影を振り返った。

今野は、尾上の「声の大きさにびっくりした」とも話し、「初めてです。笑って芝居ができなくなったのは。それくらい声が大きくていいんです」と尾上の笑いのセンスを讃える。掘も「わたしも声の大きさにすごく驚きました。あと、ヨシ子へのアピールシーンの(尾上の)アドリブがすごくて。しつこい男の演技を動きで表現してくるんですけど、わたしもこういう男がいたら嫌だなって思いました」と、尾上の演技のうまさを語った。

その掘は、居酒屋のマドンナ店員・ヨシ子役。本格コメディは初めてで、ドラマの中で変顔も披露しているという。堀は“白目を剥くシーン”に挑戦したことを振り返り、「これまで生きてきて白目を剥くことがなかったので、やり方がわからなくて…松也さんに直々に白目のやり方を教えてもらって、習得しました。満足のいく演技ができました」と照れ臭そうにコメント。尾上はこれに「白目は得意。そのやり方を教えたらすごく短い時間で習得されて…いいものができたと思います。ぜひみなさんに見ていただきたいです」と、堀の白目シーンを見どころの一つに挙げていた。

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