活動休止から1年の嵐、新たな挑戦を続けるメンバーの現在地と変わらぬ“絆”
1999年のデビューから21年もの間、嵐のメンバーとしてさまざまな活動を行っていた5人。グループ活動が休止した後も、各々ドラマやバラエティ番組への出演を続けるなど、2021年も彼らの姿をテレビで見る機会は多かったのではないだろうか。そんな中、二宮和也はYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』を同じジャニーズ事務所の仲間である、中丸雄一(KAT-TUN)、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、菊池風磨(Sexy Zone)らと共に開始し、ライブの裏側やゲーム実況動画などを投稿。そのチャンネル登録者数は305万人を超える(2022年1月7日時点)など、大きな反響を呼んでいる。
同YouTubeチャンネルの開設については、事前に櫻井に話していたという二宮。活動休止後もメンバーらは交流を続けているようで、誕生日や仕事が決まった際には互いに祝福し合っていると、『しゃべくり007』(日本テレビ系)にゲスト出演した際に二宮が明かしたことがあった。また、昨年は大野智を含めたメンバー5人全員で飲み会も行ったようで、櫻井は当日の雰囲気について、“5人で揃ってこその空気感”とテレビ番組の中で振り返っており、現在も変わらぬ絆を感じさせるエピソードをメンバーらが語ることもある。
一方で、私生活については変化があったようで、櫻井と相葉は2021年9月28日にジャニーズ事務所の公式サイトなどを通じて、“ダブル結婚発表“を行い、話題となっていた。結婚発表時のコメントでは、それぞれ、「これからも応援して頂けるよう、自分のやるべきことに真摯に向き合い、精一杯取り組んで参ります」(櫻井)「これからの人生も、皆さまと共に一生懸命生きていこうと思います」(相葉)と決意を綴っており、ネットや芸能界からは多くの祝福の声があがっていた。
また、松本潤も、嵐の活動休止後の自身の生活について「全く変わりましたね」とテレビ番組の中で語っており、生活サイクルが変化したことにより、午前中に散歩をする等、“結構いい時間”ができたと明かしていた。そんな松本は、2021年12月30日に東京ドームにて行われた『Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』で総合演出を務めたほか、2023年にはNHK大河ドラマ『どうする家康』で主演を務めることが決まっているなど、アイドルの枠を超え、俳優や裏方としての仕事も充実しているようだ。
2021年の大晦日に放送された『第72回NHK紅白歌合戦』にその姿がないことで、“嵐の不在”を意識したファンや視聴者も多いのではないだろうか。活動休止から1年、私生活や仕事の面では、それぞれ変化を迎えつつも、彼らが笑顔で語るメンバー同士のエピソードからは、今も変わらないグループの絆を垣間見ることができる。YouTubeチャンネルの開設や大河ドラマ出演など、新たな挑戦を続ける彼らの今後の活躍にもぜひ注目してみてはいかがだろう。