鈴木亮平の男泣きにV6井ノ原がフォロー。「もらい泣き」「イノッチの心遣いと優しさに涙」
番組には鈴木がゲスト出演し、井ノ原、有働由美子アナウンサーとトークを展開した。鈴木は23歳のときに、今は亡き俳優で映画監督の塩屋俊さんに出会う。塩屋さんは俳優養成学校を設立して後進の育成に努めており、鈴木に「うちの学校にきて、キチンと演技を学びなさい」と声をかけてくれたのだそう。
その後も鈴木に目を掛けた塩屋さんがメガホンを取る映画「ふたたび swing me again」の主演にも抜擢したという。この映画の話は1度流れて、5年の歳月を経て実現することになるのだが、この抜擢のおかげで鈴木は事務所に所属できるようになったこともあって、塩屋さんのことを「初めてプロの俳優になれたきっかけ」で「東京の父親のような存在」だとも語った。
塩屋さんは2013年に舞台の稽古中に倒れて帰らぬ人となるが、鈴木もその作品に参加していた。この出来事の3日後に朝の連続ドラマ小説・NHK総合「花子とアン」のオーディションがあり、そこでのお題が、死にゆく人間が手紙で思いを伝えるものだったそう。鈴木は塩屋さんと自身との関係を重ねあわせて役に入ることができたのだと「花子とアン」という作品との数奇な縁を明かした。
ここで有働アナは塩屋さんの妻である、ゆかりさんから預かっていた手紙を読み上げた。手紙の内容は塩屋さんの思いを妻の目線から振り返るもので、この手紙に感激した鈴木はこらえきれず泣いてしまい、涙をぬぐいながら言葉に詰まっていると、井ノ原は「今日ぐらい泣きましょうよ。いいのよ」とフォローして「素晴らしいメッセージ頂きましたね」と笑顔で鈴木に言葉を掛けたのだった。
この様子にネットでは「鈴木亮平さんの涙見て、もらい泣き」「涙流してる鈴木さんにそっと声を掛けるイノッチの心遣いと優しさに涙涙。。。」といった感動の声がTwitterで寄せられていた。
鈴木は21日から同局で放送の「精霊の守り人 悲しき破壊神」に軍人の「ヒュウゴ」役で出演するほか、2018年には大河ドラマ「西郷どん」の主演を務めることが発表されている。