時には“赤字”覚悟?嵐、キンプリらジャニーズが明かす華やかなお年玉事情
日本の正月の風物詩ともいえるお年玉。一般的には家族や親戚の子供たちに渡されるイメージだが、芸能界では、先輩から後輩たちに渡すという文化もあるようで、さまざまなエピソードが明かされている。本記事では、過去のテレビ番組などで紹介された、ジャニーズ事務所の、華やかなお年玉事情についてまとめたい。
幅広い年齢層のアイドルが所属しているジャニーズ事務所では、毎年12月31日に行われる『NHK紅白歌合戦』の場などで、先輩グループが後輩らに対してお年玉を渡す、といった習慣があるようだ。嵐の櫻井翔は、自身が白組の司会を務めた2018年の『第69回NHK紅白歌合戦』で、Sexy ZoneやHey! Say! JUMP、King & Princeなど、複数の後輩グループのメンバーにお年玉を渡したようで、テレビ番組の中で“ものすごい量が必要”と明かしていた。
そんな、2018年の紅白歌合戦が初出場となったKing & Princeの永瀬廉は、先輩らからお年玉をもらう側だったようで、翌年テレビ番組に出演した際には、「みなさん弾んでくれて」「本当にたくさんの先輩方からたくさんお年玉いただけて」と振り返りつつ、実際にもらったお年玉の合計額を告白。金額自体は放送では伏せられていたが、スタジオは驚きの声に包まれていた。また、Kis-My-Ft2・宮田俊哉は、ある番組では、先輩の中居正広からもらったお年玉を全く手をつけていない状態で持参し、その袋を持った共演者が「分厚い」と驚いていたこともある。華やかな芸能界では、そんな“豪快”なお年玉も少なくないのではないだろうか。
一方で、大勢の後輩らにお年玉を渡す先輩の負担は大きいようで、嵐の二宮和也は、2018年に放送されたラジオ番組『BAY STORM』(bayfm78)の中で「去年すごかったからもうあげない。あげない絶対に」と前年が高額だった様子を覗かせ、後輩のジャニーズアイドルたちへはお年玉を渡さないと発言していた。また、King & Princeの岸優太は、今年1月放送の番組で後輩のジャニーズJr.11人にお年玉を渡したことが“大出費”だったといい、「赤字だったんですけど」とコメントしている。層の厚い事務所であるだけに、若手であっても、お年玉を渡す側の苦労はつきもののようだ。
芸能界での少し変わったお年玉事情。その金額や規模などから、特別な文化にも見えるが、貰う側の喜びや渡す側の悩みはそう変わらないのかもしれない。