元小室ファミリーアーティストが、全盛期の生活の変貌ぶりと、突然の終わり方を明かす。「気づいたら…」
8日放送のテレビ朝日系「あるある議事堂」でシンガーソングライターのtohkoが、小室ファミリーとしてデビューした当時と現在の活動について語った。
番組では「最近見ないヒット歌手 一体今何してる?」と題してヒット曲はあるが、最近テレビで見る機会の減った歌手が集合した。
コーナー中、小室哲哉プロデュースで現役女子大生歌手としてデビューしたtohkoは「1曲でもヒットすると扱いが急にハリウッドスターのようになり勘違いする」と説明した。小室にデモテープなどを送っていたというtohkoは、ある日、大学の授業中に事務所関係の人から電話がきて「2日後にロス行くから」と言われたそう。
それがファーストシングル「BAD LUCK ON LOVE 〜BLUES ON LIFE〜」のレコーディング、その後PVを撮影し「3カ月くらいで生活一変したんですよね、上手くいくときってトントン拍子で全部いくんだな〜って思って」と語った。そしてそこからは大学に行く際も現場マネージャーとチーフマネージャーの送迎つきだったと明かした。
また、PV撮影も100人体制だったと話すtohkoは「スゴイ所にいきなり来ちゃったなって、そのせいで勘違いしちゃいましたね」とコメント。今田耕司に勘違いしていたときの振る舞いについて聞かれると「周りの大人にちょっとタメ口だったなとか、あと『私なんでグリーン車じゃないんですか?』みたいな」と話したのだった。
そんなtohkoだったが、ヒット曲に恵まれず10曲目には「気づいたら小室ファミリーじゃなくなってましたね」と明かし、「予告もなく作曲のクレジットが全然違う人になっていて」と回想した。その頃は小室ファミリーとしてミリオンセラーを出せないことを夢でうなされてしまうほどに悩んでいたそう。
いつの間にか小室ファミリーではなくなってしまったtohkoは、現在は間取り1Kで家賃9万円の部屋で一人暮らし。ゲームの主題歌などを歌い、歌手活動をしているという。また、レコーディングが自宅で行い、昨年出したCD「無限のチカラ」は自費出版で、「(CDの)在庫管理も自分なんで、お家にまだいっぱいあるんですよね」と語っていた。
番組を観た視聴者からはTwitterで「tohko懐かしい デビュー曲はほんといい曲」「小室ファミリーの大半は知ってて、tohkoは知らないって人は結構居るだろうな。」「tohko久しぶりにみた 懐かしい」と言ったツイートが多数並んでいた。