星野源、妻・新垣結衣との共演で深めてきた“信頼”と充実の新婚生活

『逃げるは恥だが役に立つ』にて、“契約結婚”をきっかけに仲を深めていく夫婦を演じた星野と新垣。作中で“プロの独身”といった役どころを演じた星野は、自身がパーソナリティを務める『星野源のオールナイトニッポン』（ニッポン放送）で、結婚前、女性からの“逆プロポーズ願望”を語るなどの独自の恋愛観を明かすことがあった。

また、星野が歌う同ドラマの主題歌でもある「恋」は、社会現象とも呼べる大ヒットとなったものの、自身の学生時代の“恋”愛事情については、自分や周囲に“恋愛禁止”を課してストイックに演劇に打ち込んでいたとして、「アホだわ～」「恋愛しとけばよかった」と振り返っていたこともある。

そんな彼は、『逃げるは恥だが役に立つ』の放送当時、同ラジオ番組で“夫婦役を演じたことで新垣を好きになったりしないのか？”と質問を受けた際に、「いや、もう好きですよ、もう。既に」と即答していた。さらにこの時、新垣の座長としての姿勢についても「素晴らしい方ですよね」と絶賛しつつ、“言葉なくして現場を引っ張っていくタイプ”といった言葉でも語っており、当時から同業者としても、新垣に強い信頼感を持っていたことがうかがえる。

2021年1月にはドラマ本編のその後を描いたスペシャル編『逃げるは恥だが役に立つ　ガンバレ人類！新春スペシャル！！』が放送されたが、この撮影でも星野は、演技中の自身の動きに、打ち合わせもないまま即座に反応する新垣を見て、“この2人にしかできないリズムみたいなものがある”と感じたという。

そして同年5月の結婚発表後、『深夜の音楽食堂』（FMヨコハマ）にゲストとして登場した際には、自身の新婚生活について「楽しいですよ」と明かした星野。この理由について、「今後ずっと一緒にいようって決めた人と、話せることってちょっと違うなって」と語り、新垣と夫婦の会話を楽しみながら、充実した生活を送っていることをうかがわせていた。

『逃げるは恥だが役に立つ』では、“契約結婚”からさまざまな困難を乗り越えて、本当の夫婦になっていく男女の物語を紡いだ星野と新垣。このドラマをはじめとした仕事なども通じて信頼感を育んだであろう2人は、今年、実際の夫婦となった。“ドラマの中での夫婦”を経て、現実の世界でも結ばれた2人の今後にも、ぜひ注目していきたい。