「SMAPを応援したい」たった1週間で約4000万円の資金集まり、見せつけたファンの力。「これだけの人を動かすSMAP」

2016.12.28 21:00
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27日、SMAPファンの有志代表が立ち上げたあるクラウドファンディング企画が予想を上回る成果を上げ、大きな話題となっている。

クラウドファンディングとは、一定の目的のためにインターネット上で不特定多数の人から資金の出資や協力を募る活動のこと。SMAP×SMAPも最終回を迎え、SMAP解散の期限とされる12月31日が刻一刻と近づく中、3名の有志が朝日新聞社のクラウドファンディングサイト「A-port」に立ち上げたのが「SMAP大応援プロジェクト」だ。

この企画は、SMAPファンである会社員の石田久美子さん、主婦の鈴木靖子さん、会社員の佐藤亮さんの3人が「全国で発行される新聞の広告を使って、SMAPメンバーや彼らを支えてくださっている方々に、日本中のファンが集まってメッセージを届けられたら」(サイトより引用)という思いの元、立ち上げられた。

当初は、朝日新聞へ個人として「SMAPを応援したい」という気持ちを乗せた広告掲載を考えていた3人だったが、それではサイズも小さく地域も限定されてしまうため、より多くの方に広めるためにクラウドファンディングという形で沢山の人の力を借りることに決めたという。

20日16時に始まった「SMAP大応援プロジェクト」は昨日をもって締め切りとなった。その結果は驚きの数字を叩き出している。総勢12,838人からの支援、そして集まった金額も当初の目標だった1000万円の約4倍、計3916万6404円が集まったのだ。

立ち上げ当初の目標金額を大きく上回ったため、広告掲載のサイズも想定していた「1ページ全面広告」から拡大し「見開き2ページ以上のもの」に変更となり「1万2000人を超える方から、目標額を大きく上回る約4000万円もの大きな大きなご支援を頂きました。12月30日の朝日新聞全国版朝刊に決定!! 見開きどころじゃないです」と3人のTwitterアカウントからも報告しているように、小さな動きだったはずの「SMAP大応援プロジェクト」は予想を遥かに上回る数のファンたちによる大きなうねりを作り出し、当初の目標以上の成果を挙げた。

この活動はTwitterでも話題になっており、「応援プロジェクト間に合ったー!今、自分にできる事は全てする!」「素晴らしい勇気とアイデアと実行力、尊敬しています!」「これだけの人を動かすSMAP…すごいですね!」とプロジェクト参加者のコメント、そしてSMAPと企画した3人への称賛の声が大量に集まっている。

存続でも、復帰でもいい。31日の解散リミットが迫る中「終わらないSMAP」を願う動きは当面の間は止まらなさそうだ。

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