セレブの政治関連発言にマーク・ウォールバーグがモノ申す!「やめとけ、誰も聞いちゃいねーから」

2016.12.22 14:42

マーク・ウォールバーグが、セレブの政治的な発言や行動に苦言を呈している。

先の米大統領選ではケイティ・ペリーやレディー・ガガ、マイリー・サイラスら多くのセレブが民主党のヒラリー・クリントン候補を応援し、投票を呼び掛けた。それにメディアの事前予測でも、ヒラリーが優勢だった。

だがひとたび投票が終わってみれば“共和党のドナルド・トランプ候補の勝利”という、彼女たちにとっては“まさか”の結果が待っていた。そして多くのセレブがこの結果に異議を唱え、自分たちのファンにも声を上げるよう呼び掛けていた。

一方、マークの意見はこうだ。彼はニュースやカルチャーを扱うサイト<Task & Purpose>とのインタビューで「セレブは政治に口出しすべきじゃない」と言ったのだ。彼はその理由として

「(多くのセレブがヒラリーを支持しても、結局はトランプが勝利したように)セレブが自分の意見を言っても、人々は君らの意見なんか聞いちゃいないってことを実感するだけだよ」

「世間の人々は自分たち(=セレブ)のCDを買ってくれたり、出演した映画を観てくれるかもしれない。だけど、自分たちは彼らに食べ物を与えるわけじゃないし、請求書の支払いを肩代わりするわけでもない。ハリウッド人種の多くは狭い世界で生きているんだ。そういった奴らは、世間の人々が家族のために頑張っている現実なんか知りもしないんだよね」

と、持論を展開した。

9人兄弟の末っ子として、米マサチューセッツ州の貧しい家庭に生まれ育ったマーク。ボーイズグループ、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのメンバーとして人気を博した兄のドニー共々、競争の激しいショービズ界に飛び込み、自らの手で成功をつかみとった苦労人だけに、セレブとなった今も庶民感覚を忘れていないようだ。
写真:(c)Photoshot/ZetaImage

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