乃木坂46卒業発表の新内眞衣、メンバーから愛される温かい人柄とファン思いな一面

2021.11.30 20:00
乃木坂46卒業発表の新内眞衣、メンバーから愛される温かい人柄とファン思いな一面サムネイル画像!
乃木坂46・新内眞衣/(ⅽ)E-TALENTBANK

2021年11月17日深夜に放送されたニッポン放送『乃木坂46のオールナイトニッポン』にて、2022年の1月末をめどにグループから卒業することを発表した新内眞衣。本記事では、乃木坂46の最年長メンバーとしてグループを引っ張ってきた、いわゆる“お姉さん”的な存在といえる新内のアイドル人生を振り返るとともに、メンバーから愛される人柄に迫っていきたい。

【関連】乃木坂46新内眞衣、アイドルとモデル活動の“モードの違い”語る「私で表現しなきゃ」

2013年に乃木坂46の2期生として加入した新内は、研究生として1年間活動した後にOL兼任の打診があり、グループ初の“OL兼任アイドル”として注目を集める。その後、2016年にリリースされた『サヨナラの意味』から最新シングル『君に叱られた』まで連続で選抜入りを果たすなど、乃木坂46のパフォーマンスでも欠かせない存在へと成長を遂げた。2019年には『乃木坂46のオールナイトニッポン』のメインパーソナリティに抜擢されたり、『Oggi.jp』のレギュラーモデルに就任したりと、個人としても活躍の幅を広げてきたメンバーでもある。

“OL兼任アイドル”として二足のわらじを履いていた時代もある新内だが、これまでの活動には苦労もあったのだという。ラジオ番組では「体調を崩すこととかもあったので、“これじゃダメだな”と思って、ピラティス始めたり、食事の管理をしたりとか、年齢に合わせて対応してかなきゃいけないなって思って私は頑張っていて」と、試行錯誤しながら活動していたことを明かしていた。その背景にあったのは研究生時代に応援してくれていたファンを亡くした経験。そこから新内はファンの存在が“当たり前ではない”と思うようになり、ファンと真摯に向き合うことを強く意識したと語っていた。また、約9年間のアイドル人生で一度も個別握手会を休まなかったというエピソードもあり、ここにも新内のファンを大切に思う気持ちが表れているのではないだろうか。

また、新内は最年長ということもあり、グループのこと、そしてメンバーのことも大切に考えてきたメンバーだったといえる。以前ラジオ番組で元・乃木坂46松村沙友理と共演した際に、松村は新内を“気遣いができる人”と評し、「まいちゅんと仲良くなってから、私の乃木坂46人生もすごい大きく変わった」と新内への感謝を語っていたが、こうした2人の関係性から見えるのは新内の温かい人柄だ。

さらに新内が卒業を発表した後日、3期生の佐藤楓阪口珠美が自身のオフィシャルブログを更新。番組で新内と共演していたこともある佐藤は「新内さんの人柄も優しさもみんなを笑わせてくださるところも、そしてラジオも大好きなのでとても寂しいです」と語り、阪口も「新内さんとお話すると心がほっとします」と思いを滲ませていた。後輩のこうした発言からも、いかに新内がメンバーから愛される存在だったのかが分かるだろう。

そして、2021年12月15日にリリースされる乃木坂46初のベストアルバム『Time flies』に、新内の初となるソロ曲「あなたからの卒業」が収録されるほか、2022年1月25日には2nd写真集の発売が決定。最年長メンバーとして先輩や後輩たちを温かく見守ってきた新内は、30歳という節目に新たな道を進み始める。

web:172.30.1.254