嵐・櫻井翔、活動休止後も変わらぬメンバーとの絆
1999年のデビューから21年もの間、誰1人として欠けずに5人で活動し続けた嵐。プライベートでも食事に行くなど、仲の良さが感じられるエピソードが多く残っている彼らは、活動休止後もその関係性に変化はないようで、櫻井は活動休止から4日後に出演した『news zero』(日本テレビ系)の中で、メンバーとは仕事で会う機会が減ったものの、代わりに連絡を取り合うことが増えたと語っていた。
その一方で、仕事面では、グループの冠番組を1人で引き継いだことに対して“ちょっとプレッシャーがある”と話したことのある櫻井。嵐という大きな看板を1度下ろし、“櫻井翔”としての活躍の場を増やしながらも、アイドルとして立つステージには特別な思いを持っているようで、ある番組の中で松田聖子と対談を行った際に“自身の活動の中で、歌、芝居、キャスター、どれが1番か?”という質問に「お客さんの前でパフォーマンスする。あれだけはやっぱり、ちょっと別ですよね」と答える一面もあった。
そんな櫻井は、11月17日に放送された『ベストアーティスト2021』(日本テレビ系)のオープニングで、嵐の楽曲「カイト」を1人でピアノ演奏し、披露する場面があった。この時の心境について、朝の情報番組のインタビューを受けた際には、“何かに取り組んで1発本番で披露するのは今年初めてだった”と語っており、グループの活動休止後にステージに立つ、貴重なシーンになったようだ。
また、同情報番組では、今年初めて嵐のメンバーらと飲み会を行った際のことも明かしており、当日の雰囲気について、“5人で揃ってこその空気感”と振り返っていた。そこで話された内容は、メンバーらの近況報告などが主だったとしつつ、「なんでもない時間を過ごしたっていうだけですけど、それがスペシャルな時間だったなって」とも語っており、ファンならずとも、活動休止後の現在も変わらぬ様子で笑い合う5人の姿が目に浮かぶかもしれない。
“メンバーそれぞれの人生を歩んでいくため”に活動を休止した彼らは今、それぞれの未来に繋がる5本の道を自分の足で歩いている。仕事の面で進む道は違えど、21年以上を共に過ごした彼らの絆はこれからも変わることなく、まっすぐに続いていくだろう。