木根尚登、30年間小室哲哉の「言うこと聞きっぱなし」。デビュー当時からの力関係明かす
15日深夜放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告」で、音楽グループ・TM NETWORKの木根尚登が小室哲哉との関係について語る場面があった。
木根は15歳のころから1人オーディションを受けたり、ロックバンドを結成したりとさまざまなことに挑戦してきたが、なかなか芽が出なかったと振り返る。ようやくデビューしたもののなかなか売れずにいたところ、別のバンドで活動していた小室と友人になり、宇都宮隆を交えてTM NETWORKを結成したという。
結成当時のことについて聞かれた木根は「俺はさんざんやって売れなかったから、コイツに賭けようと」と語り、「小室くんのアイディアで、小室くんの音楽を中心にやろうって決めて」と、当時の心境を振り返った。
その後グループが爆発的に売れたため、木根は「俺は30年間ずっと彼の言うことを聞きっぱなし」と、現在までの小室との関係性が変わらないのだと明かした。
木根は“小室の言いなり”エピソードとして、自身が執筆した小説「CAROL(キャロル)」についても話し出した。ある日突然小室から小説を書くように依頼され、小室の考えた主人公のキャロルという女の子のイメージだけをもとに執筆したという。「素人なのに40万部(売れた)」と木根が明かすと、スタジオからは驚きの声が上がった。木根本人は明言を避けたが、出演者の河本準一が試算した推定印税は5千万円になる。
さらに木根はまだ小説を執筆していた頃の話も語った。小室が車を買うときに付き添っていたら、小室から「『キャロル』出るでしょ?絶対売れるから」と言われ、木根も車を買うように説得してきたという。事務所に借金をして、小室の言った通りに高級車を買ったところ「キャッシュで返せた」と、印税で借金を一括返済できたことを明かしていた。
木根は現在、劇団の旗揚げに注力しているという。木根自身も出演し、音楽の担当も行った劇団こどもみかん「結婚なんて、クソくらえっ!」旗揚げ公演は来年2月10日から、東京・渋谷カルチャーカルチャーで上演予定。