元タカラジェンヌが受けた壮絶な洗脳体験、盗難被害告白に「凄まじかった」「怖い」の声

2016.12.13 21:45
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©E-TALENTBANK

12日放送のテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」で、元宝塚歌劇団の女優・毬谷友子が、1000万円の盗難被害に遭ったことを告白する場面があった。

1980年に宝塚歌劇団へ入団した毬谷は、NHK朝の連続テレビ小説「虹を織る」にも出演するなど女優としても活躍してきた。退団後は舞台を中心に女優として活動し、1992年にはひとり芝居「弥々(やや)」で文化庁芸術祭優秀賞を受賞するなど高い評価を受けている。

毬谷は授業が始まるや否や「3年半」という言葉を提示し、「一体何の数字かみなさんわかりますか?」と質問を投げかける。共演者たちが答えられないでいると、毬谷は「信頼していたペットシッターに金品を盗まれ続けていた年数」と答えを明かし、スタジオからは驚きの声があがっていた。さらに被害総額は1000万円以上にものぼると告白した。

毬谷は裕福な家庭に育ったことからお金や物に執着しない性格であったと話し、人を疑ったり自分で何かを調べたりしてこなかったことが今回の被害につながったと振り返る。仕事で家を空けなければいけない時など、飼っている犬の世話に悩んでいたところ、親友からペットシッターを紹介されたという。

ペットシッターの女性は仕事を任せてるとき以外でも家に顔を出してくれたり、毬谷の父が亡くなって落ち込んでいるときでもずっと付き添ってくれたという。当初は優しく接してくれていたが、時が経つにつれてだんだんと毬谷の嫉妬心をかき立てたてるような発言を繰り返したり、親友と疎遠にさせて周りから孤立させるように仕向けてきたとのこと。「完全洗脳」と、毬谷はペットシッターに洗脳を受けていたと明かす。

その女性は紹介しくれた親友の家も家政婦として働いていたが、親友の家で金品がなくなることがあったため、探偵を雇って彼女の行動を監視したところ、盗んだ金品を質屋へ持って行く姿が確認されたという。親友の家だけでなく、自身の家でも現金や高価なものがなくなっていたため、そこで初めてペットシッターの正体を知ることとなったと毬谷は語った。

「一番つらかったのはお金よりも、私の心を盗まれてしまったっていうことなんですよ」と話す毬谷は、「私に対して嘘をついていたということが私にとって何よりもつらい。お金には代えられないものを盗られてしまった」と振り返っていた。

Twitterでは「『しくじり先生』、毬谷友子さんの授業が良かった」「毬谷友子さん回、なかなか凄まじかったなあ…」「洗脳は怖いですね〜勉強にもなりました」と、毬谷の凄まじい体験談に反響が寄せられていた。

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