ファーストサマーウイカ、胸元ザックリのハーレイ・クイン風ドレスで登壇…舞台挨拶では演技を絶賛され歓喜
タレントのファーストサマーウイカ、声優の山寺宏一、宮野真守が9日、都内にて開催された映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(8月13日公開)のジャパンプレミア試写会に出演した。
同作は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を世界的大ヒット作に仕立て上げ、『アベンジャーズ』シリーズの製作総指揮も務めるジェームズ・ガン監督が手掛けたユーモア満載の痛快サバイバル・アクション。全員終身刑の悪党たちが、政府の指令で、減刑と引き換えに命懸けのミッションに挑む。
山寺は“スーパーマンを病院送りにした罪で服役中の世界最強スナイパー”ブラッドスポートの声を、宮野は“極彩色の水玉を放ち敵をすべてチーズに変えてしまう最強の陰キャ”ポルカドットマンの声を、ウイカは“家族を殺されたことで復讐を誓った抵抗勢力のリーダー”ソル・ソリアの声を演じる。
この日、山寺と宮野は担当したキャラクターをイメージした衣装で、ウイカはダントツの人気を誇る“悪カワキャラクター”ハーレイ・クイン風の胸元を大胆に露出したドレス姿で登場。
マイクを持った山寺は、観客を前に、「オリンピックの興奮も覚めやらぬ中、こうして集まって頂き本当にありがとうございます。こういう時期なので言っておきますが、金メダル級に最高に素晴らしいエンターテイメントで、大好きなジェームズ・ガン作品なのでいっぱい語りたいことがあるのですが、これからご覧になるということで、ネタバレを気にしながらおしゃべりをさせて頂きたいと思います」とあいさつ。
宮野は、役にちなんだ水玉模様のネクタイを見せながら、「すごい映画に参加させて頂きました」とにっこり。ウイカは、「厚かましくも、私もハーレイの衣装で登場させて頂きました」と声を弾ませた。
同作の日本語吹き替え版には、人気声優が多数出演しているが、ウイカの演技について、山寺は、「ビックリしました。どこで出てるんだろうと。(それくらい)ごく自然で。ずっと女優をやってらっしゃって、もともと劇団でずっとやってますから」と絶賛。ウイカは「ほんと恐れ多かったです。声優陣の全員の並びを見ました? 1人だけふざけたやつがいる」とおどけつつ、山寺の言葉を聞いて、「そう言って頂けて嬉しいです」と歓喜した。
そんなウイカは、登場キャラの中では、宮野が声を演じたポルカドットマンが気に入った様子。「ポルカドットマンにしか見えていない景色みたいなシーンが何度か登場するんです。そこがヤバい」と、これから映画を観る観客のためにネタバレに配慮しながら告げ、「だんだんポルカドットマンが愛おしくなってくるんです。母性本能が掻き立てられて。守ってあげたくなるというか」などと続けた。
宮野が「あの絵だね」と声に出すと、すかさず山寺が「それ以上、言わないで! みなさんこれからご覧になるんだから!」と制止。それでも宮野は「ラストシーンがね」など、ネタバレをしてでも語りたい様子だったが、“映画を観終わった観客の前でネタバレを気にせず思いっきり話したい”という想いはウイカも同じだったよう。ウイカは「何で、最初に(=上映前に)呼ぶんですかね」と、イベントが上映前に行われたことについてコメントしていた。