ピース・又吉直樹、最新著作『人間』の誕生秘話を明かす「どういうことなんやろって」
2019.10.16 11:55
番組では、10月10日に発売された又吉の初の長編小説『人間』についてのインタビューVTRを放送。この中で、作品の原点について語る場面があった。
インタビュアーに「どういった事に重きを置いて書かれたんでしょうか?」と聞かれると、又吉は「主に“人間”」とコメント。
そして、又吉は自身が執筆した過去作『火花』の作中にある“生きている限り、バッドエンドはない。僕たちはまだ途中だ。”というフレーズに触れ、「もう1回その言葉を考え始めたんですね」と切り出した。
続けて「物語はそこで終わるけど、その後も(登場人物の)人生は続くし、むしろその後の人生のほうが長い」と語り、「それはどういうことなんやろっていうことを考え始めたのが、わりとこの『人間』の出発点に近い」と明かした。