藤原竜也、蜷川幸雄氏との厳しい稽古を振り返る「いい芝居した気になってんだろって…」
2019.9.27 17:50
9月25日深夜に放送されたTBS系『アカデミーナイトG』に、藤原竜也が出演。鈴木亮平と“演出家に言われて一番嬉しかった言葉”について語り合う場面があった。
藤原は「三島由紀夫のね、『近代能楽集』っていうのをやった時に」「稽古で、ずっと俺も汗だくになって、必死にやってたの」と舞台「近代能楽集~弱法師~」について切り出した。
さらに「そしたら演出家の蜷川(幸雄)さんがね、『そんなに汗かいて、絶叫して、いい芝居した気になってんだろ』って言って。全然ダメだからって」「そこから千秋楽まで連日、朝稽古が始まったの」と続け、過酷な稽古について振り返った。
また、藤原は当時の心境について「そん時は死ぬのも嫌だから、劇場の照明かなんかがちょっと落ちてきて、骨折ぐらいだったらいいかと思って。骨折しねぇかなって。嫌なことがあったけれど」と明かした上で、「逆に本当に大変だったけれど、今振り返ってみて一番良い言葉だったのかもしれないよね。成長させてくれる」と語っていた。