星野源、インスタ開設に高畑充希&及川光博らがエール
星野源が8月30日、東京・丸の内ピカデリーで行われた映画『引っ越し大名!』の初日舞台挨拶に出席。壇上で冒頭、「本日、インスタグラムをはじめました」とInstagramを開設したことを笑顔で報告すると、持参のカメラでさっそく、客席や報道陣の写真を撮影。共演者からもエールを送られた。
土橋章宏の傑作時代小説「引っ越し大名三千里」を映画化した本作は、幕府から引っ越し(国替え)を生涯に7回も命じられ、「引っ越し大名」と呼ばれた実在の大名・松平直矩のエピソードを基に、お国の一大事を救うため、引きこもり侍の主人公含む姫路藩の藩士たちがあらん限りの知恵と工夫で乗り切ろうと奮闘する様をコミカルに描く。壇上には主演の星野のほか、高橋一生、高畑充希、及川光博、濱田岳、本作のメガホンをとった犬童一心監督も登壇した。
星野のインスタ開設に、共演者は興味津々。高畑が「源さんのインスタ載りたい!」と笑顔で話すと、及川も「星野源ちゃんはインスタ大名!」とにっこり。「インスタ楽しいのかな。僕やっていないんですけど」と星野に声をかけると、星野は「今日始めたばかりだけど、楽しいです」とこれに嬉しそうな表情。「自分で撮った写真とかを中心にこれからアップしていこうと思います」とインスタの展望をにこやかに明かした。
星野は本作で周囲から「かたつむり」と呼ばれ、書庫番で引っ越し奉行に任命される主人公の片桐春之介を時代劇初挑戦で熱演。主演は6年ぶりだったが、「6年前の主演の時はいろいろあって、プロモーションもろくにできなかったんですけど、久々の主演作でプロモーションも関われ、待って待って今日が来ました。非常に今嬉しいです」と満面の笑み。
高橋は片桐の幼馴染であり武芸の達人・鷹村源右衛門役を演じたが、「現場は過酷でしたけど、出来上がった絵を見ると救われます。とっても素敵な映画になっています。キャストがみんな仲良くて、熱い炎天下でも楽しくできました」とこちらも充実の表情。高畑は引っ越し奉行の娘・於蘭役を演じ、初めて撮影で馬に乗ったというが、「馬がすごく怖かったです。見ている分には皆さん、軽々乗っている感じに見えると思うんですけど、怖すぎて顔が固まってしまったんです。でも、映画で見るとそれが意志が強く映っていてホッとしました」とにっこり。
及川は国替えを繰り返し、引っ越し大名と呼ばれていた松平直矩役。マイクを向けられると、「元王子です。今回転職して殿になっています」とコメント。星野の印象を問われると「気配り大名」と述べ、「穏やかなコミュニケーションをとるタイプの人だなって。人を嫌な気持ちにさせない。優しい」とその人柄を絶賛。星野もこれに嬉しそうな表情で、「及川さんの元王子様感が現場でも発揮されていました。話しかけるとすごく優しくて」と及川を絶賛返し。
濱田も星野とは現場では息ぴったりだったとのこと。こちらも星野の印象を問われると、「優しい印象。クソ優しいネクラ野郎という感じでした」と毒を交えてコメントし、星野を大笑いさせていた。