小林美樹、初メジャーアルバムは渾身のヴァイオリン・アンソロジー

2020.10.1 16:30

かつては天才少女と呼ばれ、2011年にポーランドで行なわれた第14回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールでは若干21歳で第2位を受賞したヴァイオリニスト・小林美樹が、9月30日にアルバム「Anthology」を発売した。

ヴァイオリニストとして円熟期を迎えた彼女が、「歌」と「踊り」をテーマに、オリジナリティあふれる曲目で構成された初メジャーアルバムで新境地を開いた。

難曲にもかかわらず華麗に、しかも情熱的なプレイに演奏技術の高さを実感させる「序奏とロンド・カプリチオーソ」「スケルツォ・タランテラ」。今作のために編曲した「武満徹SONGS」では、彼女の歌心あふれるアーティキュレーションで情感の豊かさが紡ぎ出されている。

唯一ギターとのデュオで収録された「カンタービレ」では、名手・福田進一との共鳴で、繊細な中にふくよかな感性が浮き立ち、絶美の旋律を体感させられる。

ヴァイオリンを通して歌い、そして踊る全12曲。情感あふれ、色彩あざやかな演奏による美しい旋律の世界を体感できる1枚となっている。

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