スガシカオ、槇原敬之がSMAPへ示すそれぞれの“敬意の形”。二人の判断にファン議論

2016.9.5 20:24

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8月14日、国民的グループのSMAPが年内を持って解散することを発表した。この報道にファンはもちろんのこと、芸能関係者からも驚きの声が寄せられ、リオオリンピック開催期間中だったにもかかわらず、日本中が激震した大騒動となった。

この発表を受けて、SMAPに楽曲提供した「夜空ノムコウ」の作者・スガシカオと「世界に一つだけの花」の作者・槇原敬之が残した対照的な楽曲への向き合い方が話題を呼んでいる。

 
<著名アーティストに愛され続ける「夜空ノムコウ」>

98年に27枚目シングルとして発売された「夜空ノムコウ」は、作詞を担当したスガをはじめ、杏里やNOKKOなど、多くのアーティストにカバーされている。グループ史上、初のミリオンセラーシングルとなった同楽曲は、SMAPの代表曲と言っても過言ではない。

8月20日開催の「SUNSTAR presents J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2016」に出演したスガは「夜空ノムコウ」を熱唱し、自身の全国ツアー公演を最後に「夜空ノムコウ」の歌唱を封印するとも宣言したと報じられた。

 
<今もなお売上を伸ばす「世界に一つだけの花」>

「世界に一つだけの花」は、02年に発売されたアルバム「SMAP 015/Drink! Smap!」に収録されている楽曲。後にファンからシングルカットの熱い要望があり、03年に「世界に一つだけの花(シングルバージョン)」のリリースが実現した。このシングルバージョンはグループ初のダブルミリオンを記録し、「夜空ノムコウ」に並ぶ彼らの代表曲となった。

解散騒動後の“購買運動”の影響もあって、2016年9月5日付けのオリコン週間ランキングでは7位にランクインし、トリプルミリオンが間近とも言われている。

同曲の作詞・作曲を担当した槇原は、奇しくもスガと同じく8月20日に大阪で行われた「靱公園 MUSIC FESTA FM COCOLO 〜風のハミング〜」で同楽曲を披露。そして、スガとは対照的に“歌唱の継続”の意思を表明したと報じられている。

 
<分かれるファンの反応>

提供曲に対するスガと槇原のコメントが報じられると、ファンからは「むしろ敢えてずっと歌って欲しい……」「封印しないで…シカオちゃんが歌い継がないとせっかくの名曲が寂しいよ」などと、スガの封印を思い留まって欲しいという声や、「人それぞれ、どちらの決意も素敵だと思う」「SMAPを大事にする者の行動として、どちらも間違ってない」と、両者の決意を受け入れる声が集まっていた。

2人の対称的な発言は「SMAPが歌わないのなら自分も歌わない」「SMAPが歌わなければ自分が歌い続ける」という思いから生じた“違い”と考えられる。どちらにせよ、両者ともに共通して言えるのは「SMAPへの敬意」が前提にあっての決断ということ。

SMAPのために曲を封印しようとするスガと、SMAPのために歌い続けるという槇原の真っ直ぐな思いを、真摯に受け止めることもリスナーのあるべき一つの姿なのかもしれない。

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