リナ・サワヤマ、巨大看板がNYタイムズスクエアに出現

2020.4.21 11:30
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リナ・サワヤマ

4月17日に、UKの名門レーベル「Dirty Hit」からデビューアルバム「SAWAYAMA」をリリースしたばかりのリナ・サワヤマ。

「Dirty Hit」との契約を発表した際には、レーベルメイトとなったThe 1975のフロントマン「Matthew Healy」から「We are so excited!!」とメッセージが届き、国際女性デーには「レディー・ガガ」本人がキュレーションした「Apple Music」のプレイリスト「Women of Choice」に「STFU!」「Cherry」の2曲が選出された。

欧米にとどまらず、以前から交流のある「水原希子」からもコメントが寄せられるなど、国内外から注目を浴びている。本日、フジテレビ系「めざましテレビ」でも、「マルチな才能の次世代ポップスター」として取り上げられ、リナのこれまでの活動について脚光が当たった。

アルバムの収録曲である「Bad Friend」は、Spotifyで話題の新譜を紹介する超人気のプレイリスト「New Music Friday」において、30もの国と地域で選出され、先日、ニューヨークのタイムズスクエアには、それを知らせる巨大ビルボードも登場した。

「Rolling Stone」誌においても最高評価である四つ星を獲得し、最も影響の大きい音楽メディアのひとつである「Pitchfork」も “今週聞くべき5枚のアルバム ”に今作を選出。

17日には(アルバムからの)先行シングルである「XS」のミュージックビデオが公開された。

「XS」は、資本主義のバカバカしさについて言及し、R&Bのうねるようなサウンドと共に、時に全てが今より良かったかも知れない時代を想起させ、リスナーを、00年代前半に引き戻してくれる。

映像では、人々が常により多くの消費を欲することを模倣することで、物質至上主義なこの世界に存在することの息苦しさや暗さを歌っている。ユニークなビジュアルで巧みに表現された、テレビショッピングチャンネルのパロディで、リナは、ユーモアを交えつつ人々の物欲を刺激するグラマラスな売り手として登場する。

リナはビデオのインスピレーションについて、こう語った。

「Ali Kurr(前作「STFU!」ミュージックビデオの監督)は、面白いだけでなく、政治的なビジュアル制作にも非常に優れているので、この作品で再びと一緒に仕事をすることに興奮しました。私は今作を資本主義への批判として書きましたが、映像内のテレビショッピングに登場する高級飲料は、まさに、現在の消費社会の完全なる再現のシンボルとして登場しています。」

「ラストシーンに、メタリックな宇宙人のような恰好をしたのも、とても楽しかった。これは、地球から資源が枯渇していることを表しています。ミュージックビデオのセットで最高の時間を過ごしながら、「もっともっともっと」という、消費文化のバカげたところを本当にうまく見せられたと思います。」

Ali Kurrもまた、次のようにコメントしている。

「過度の消費に触発され作られた「XS」のビデオは、私たちの購買行動が私たち自身に何をもたらしているかを疑問視するものとなっています。美容広告のパロディーの場面のリナは、私たちにロボットの「ステップフォード・ワイフ」を思い起こさせます。最終的に「XS」は、金の液体の材料が何であるかを明らかにします。それは地下の製造工場で壁に縛り付けられた生き物、すなわち地球の資源のメタファーです。」

リナ本人が「聴く人にとって、真新しい経験であってほしいと思っているし、人をどこかに運んでいけるものになってほしいと願っている」と語るアルバム「SAWAYAMA」に、ぜひ注目してみてはいかがだろう。

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