AAA、初の6人体制でのアリーナツアーがスタート!今回のツアーのキーパーソンは?【コラム】

2017.6.16 18:04

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男女6人組ダンス&ボーカルグループのAAAが、6月17日からアリーナライブツアー「AAA ARENA TOUR 2017 -WAY OF GLORY-」を敢行。昨年、自身初のドームライブを成功させ、今年もアリーナツアーとドームツアーを控えるAAAだが、今回のツアーは元メンバーの伊藤千晃が3月末を以って結婚・出産で同グループを卒業したため、6人でのツアーという史上初の試みに。2月にリリースしたアルバム『WAY OF GLORY』を引っ提げてのツアーとなるが、今回のツアーではほかにもライブの見どころがあるのではないだろうか?AAAのライブツアーに参戦する前に注目すべきポイントを紹介しよう。

7人から6人へ 新しいAAAライブのキーパーソンは?

AAAはダンス&ボーカルグループで、ほとんどの楽曲で歌いながら踊るパフォーマンスを見せる。ライブは高いパフォーマンス性を持ち、メンバー間で繰り広げられるおもしろいと定評のあるMC、新曲や人気曲、ユニットパフォーマンスや企画パフォーマンス、ライブで盛り上がる鉄板曲など、常にファンを飽きさせない内容で、アーティスト性とアイドル性の両方の要素を持つ、レアなグループだ。DVDに収録されているドキュメント映像では、メンバー自らがセットリストから構成までをミーティングにて決めていく姿が公開されているが、その内容はいつ見ても「ファンに喜んでもらいたい」という想いの一択。そのためAAAのライブはレベルも高いし、マインドがライブでも伝わってくるため、10年以上根強い人気を持って活動できたのだろう。

しかし、今年は状況が少しこれまでとは変わってしまう。元メンバーの伊藤千晃がいないため、6人でのパフォーマンスになるのだ。2017年に入ってリリースした『MAGIC』や、7月5日にリリースする新曲『No Way Back』は6人でのパフォーマンスとして完成されているが、それ以前の曲はすべて7人で完成していたもの。特に伊藤千晃はメインボーカルの1人だったため、楽曲の歌割やダンスの構成、すべて変更せざるえない状況だろう。

6人が新たなAAAを提示しなければいけない中で、1番のキーパーソンを考えた時に、名前が挙がるのは、同じ女子メンバーの宇野実彩子ではないだろうか。なぜ、宇野実彩子がキーパーソンなのか?次にそれについて触れていきたい。

伊藤千晃が抜けた部分をどうカバーしていくのかがカギ

まず、伊藤千晃が抜けたことで起こるであろう問題を、パフォーマンス面で見ていく。

伊藤千晃はAAA初期の頃、主にダンサーとして活躍していて、その後、本格的にメインボーカル入り。宇野実彩子と同じくらいの歌割(歌の割り当て)を担当することになり、それに合わせて、ダンスの振付も宇野実彩子とシンメ(対極に位置する)になることが多くなった。

2011年に伊藤千晃が撮影中のケガで全治4週間と診断され、活動を休止していたときには、復帰するまでの間、伊藤千晃の歌唱部分を浦田直也、宇野実彩子、西島隆弘でカバーしていたことがあったが、その時よりも明らかに曲数も増え、ライブで披露されるファンに人気の高い曲もここ数年でリリースされたものが多い。

ダンスはAAAのパフォーマンススキルとチーム力があれば、すぐに対応できると思われるが、歌に関しては宇野実彩子が伊藤千晃のパートの多くを引き継ぐのではないだろうか。女性のキー、歌詞の内容、歌割構成の流れを考えるとほかのメンバーでは、対応が難しいと思われることが多いためだ。

AAA初期は、西島隆弘、宇野実彩子、浦田直也がメインボーカルを担当していた。宇野実彩子は唯一の女性メインボーカルとして多くの歌唱部分を担当し、高いヒールを履いて、男子メンバーと一緒に激しいダンスを踊るなど、圧倒的なパフォーマンスでファンを魅了した。その時代の宇野実彩子の奮闘ぶりが、今ツアーで見られるかもしれない。

6人になったAAA ツアーに入りそうな楽曲予想

以上を踏まえて、ツアーで披露されそうな楽曲を予想したい。

冒頭で触れたように、今ツアーはアルバム『WAY OF GLORY』を引っ提げてのライブだ。同アルバムは、2016年以降リリースされた楽曲に加えて、ユニット曲も収録されている。

その中には、宇野実彩子と伊藤千晃のユニット・MisaChiaの曲も収録。この楽曲を宇野実彩子が1人で歌唱する可能性もあるだろう。AAAのメンバーは、伊藤千晃の卒業が決まったとき、明るく前向きに送り出す姿勢と言葉をファンやメディアへ届けた。たとえ6人になっても、気持ちは7人でやっている!そんなAAAのメンバー愛をファンに感じさせる。そして、ライブできちんとした別れを告げることができなかった、伊藤千晃とファンのために、想いを昇華させてくれるようなライブにしてくれるのでは、という期待を持たずにはいられない。

前述したパフォーマンス面の変更という理由もあり、伊藤千晃がメインボーカルを務めていなかった、初期の頃の曲も披露することも考えられるし、宇野実彩子と西島隆弘が“歌ってみた動画”としてYouTubeにアップし、800万回再生を誇る映画「美女と野獣」の主題歌『Beauty and the Beast』を披露する可能性も大いにあるだろう。

もちろん、今までと変わらず『ハリケーン・リリ、ボストン・マリ』など、タオルを回すライブ鉄板曲も披露すると思われるので、盛り上がる準備を忘れないようにしたい。


 

6人になり、どういうライブパフォーマンスを見せるのか?それが「AAA ARENA TOUR 2017 -WAY OF GLORY-」の注目点の1つになるだろう。

7人時代を思わせるパフォーマンスを見せるかもしれないし、6人だからこそ魅せれる新しいAAAを全面に出してくるかもしれない。フタを開けてみないと分からないが、AAAはメンバーの絆が強く、ファン想いのアーティストだ。きっと、いつも通り感動と興奮にあふれたライブを見せてくれるにちがいない。

そして、9月にはグループ初となる4大ドームツアー『AAA DOME TOUR 2017 -WAY OF GLORY-』の開催も決定している。

伊藤千晃の卒業という大きな出来事があった2017年。AAAにとって大きな転機であり、今回のツアーは、今後の方向性が 問われる大事なものであることは間違いない。そして、そのアンサーはきっと舞台で出してくれることだろう。

文:NOZATATSU