中野裕太「30になった時に、やっと映画人として産んでもらった気がしました。」【インタビュー】

2017.5.2 21:04

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Facebookで知り合った、台湾全力女子「リンちゃん」と日本人緩慢男子「モギさん」が、国境を超えて距離を縮め、遂には結婚するまでを描くノンフィクション・ラブストーリー映画『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』が、5月27日(土)より新宿シネマカリテ、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場(4/29新装オープン)他全国で順次公開される。

この映画で、台湾人のリンちゃんと恋に落ちる日本人緩慢男子・モギさんを演じるのは、映画やドラマを中心に活躍する俳優・中野裕太だ。

そんな彼に、今回インタビューを実施し、今回の作品のこと、俳優としての自分のこと、そしてプライベートにまで迫ってみた。

ーこの映画は実話ですよね。2012年にFacebookページが立ち上がり話題になっていましたが、中野さんはご存知でしたか?原作を読んでみて、どのような印象を持ちましたか?

茂木さんの役を頂いた時に初めて知りました。

とても素敵なお話で、こんな夢物語あるのかとびっくりしました。

一つ、映画としてはどんな表現になるのかな?と不安と楽しみな気持ちがありました。

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ー撮影は台湾でも行われていましたね。台湾での撮影に不安はありませんでしたか?何か思い入れのあるエピソードはありましたか?プライベートでも台湾に行かれることはありますか?

どんな現場になるのかなとかあまり考えずにフラットに入りました。

「大家好」っていう、「みなさんこんにちは」っていうのだけは頭から大きな声で言って。

みなさんほんとにフレンドリーでプロフェッショナルで、すぐに違和感なく撮影に馴染めました。

現地で活躍している日本人の俳優さん、浅野役の与座重里久にはすごくお世話になって、オフの日にはいつも彼の子どものライオン君と遊んでいました。

ライオンは映画にも出ていますよ。その家族に会いたくて、その後も台湾に行っています。

ーお相手役のジェン・マシューさんは台湾の方でしたが、コミュニケーションはどのようにとっていましたか?

英語と中国語と、簡単な日本語のミックスでコミュニケーションをとっていましたよ。

ー作中で女の子はお母さんにモギさんとの結婚を反対されていましたが、中野さんは障害のある恋愛をしたことはありますか?

ありますね。

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ー2015年から主演作品が続いていますが、座長としてのお気持ちはいかがですか?心がけていることはありますか?

今回の作品では特に、もう1人の主演俳優である、ジェン・マンシューの芝居をとにかく拾うことを意識していました。

役柄的にもその意識が、作品をひっぱることにも繋がる気がしたので。

そうやって、主演かどうかに限らず、作品の特性に合わせたモチベーションを探していけるようにはよく気を遣ってやるようにしています。

ー撮影期間中に気をつけていること、楽しみにしていることなどはありますか?

気をつけていることは、食事とか睡眠などでしっかりコンディションをキープすることですね。かなり気をつけています。

楽しみなのは、とにかく監督のよーいスタートの直後から、カットまでの瞬間です。

やっとまともに生きている気がいつもします。

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ー今後、挑戦してみたい役はありますか?どんな俳優人生にしたいですか?

それは秘密です!

ープライベートではどの様なことをしていますか?1日の過ごし方を教えてください。趣味や好きなことを教えてください。

まったく無趣味で、無味乾燥な人間生活を送っています。食事と運動だけには気を使いながら。

でも最近、オーケストラの指揮者に興味があって、カラヤンが振っているベルリンフィルの、ベートーベン交響曲第7の映像をよく見ています。

真逆ですが、ムラヴィンスキーのドキュメンタリーとか見ていると救われた気がするし。

なぜかモルダウ聞いていると福岡帰りたくなるし。

ー中野さんの理想の恋愛像・結婚像はありますか?

信じられないほど、想像ができない。

けれど、あったかい感触だったらいいなって思います笑

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ーこの世界に入ってもうすぐ10年となりますが、自分の中でのターニングポイントはありましたか?

ママダメが29才の最後の方にとった作品なんです。

9月いっぱいで撮り終わって、10月に30になったので。

30になった時に、やっと映画人として産んでもらった気がしました。

0才になって、これから進んで行っていいよって言われている感じというか。

そういう意味では、ママダメのお陰で無事に産まれた気がします笑

ー読者に映画のアピールをひとことどうぞ!

1日のうちの94分をこの作品と一緒に使ってもらえると、普段より笑顔が多めにその日を過ごせるんじゃないかな?って。

ー読者に映画のアピールをひとことどうぞ!

1日のうちの94分をこの作品と一緒に使ってもらえると、普段より笑顔が多めにその日を過ごせるんじゃないかな?って。

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【作品情報】
映画『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』
5月27日(土)より新宿シネマカリテ、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場(4/29新装オープン)他全国順次公開。
台湾は6月16日(金)公開予定。

〈キャスト〉
ジェン・マンシュー、中野裕太
ワン・サイファー、蛭子能収、リン・メイシュー、大谷主水、岡本孝、与座重理久

〈スタッフ〉
監督:谷内田彰久
脚本:野村伸一
音楽:常田大希
原作:モギサン&モギ奥サン著「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」(新潮社)

映画『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』公式HP

プロフィール

1985年10月9日生まれ。演技を今井純氏に師事。
2013年にGAS LAWを結成。
映画「遠くでずっとそばにいる」などに出演。
粗野で繊細。聡明で阿呆。太陽と一緒になった海。蕾。非常に矛盾しているが、それでいて素直な人。